Don't leave

――――――それからも、相変わらずのペースで私達は逢っている。



2月が近付いた、ある日。

『つかささん、誕生日プレゼントは何が欲しい?』


私はストレートにメールを送った。


2月の上旬に彼の誕生日が来る。


バレンタインも近いから、どうせならチョコも作って一緒にあげちゃおう。

プレゼントは色々考えてサプライズにしようかと思ったのだけど、結局どうしていいか分からず、本人に聞いてしまう始末。


『結子が欲しい。』


それはいつもあげてます。

思わず心で突っ込む。

『そうじゃなくて…欲しいものないの?』


『結子がくれるものなら何でも。』



はあ。

何となくこういう返事が来そうな気はしてたけど。


だからそれじゃあ選べないんだってば。


『…結子が僕の事を思って選んでくれるんだから、どんなプレゼントでも嬉しい。』



何度聞いても返事は同じ。


でも考えれば、同じ事を聞かれたら私もそう言うだろうな。


それどころか、要らないと言うかもしれない。

2人で過ごせれば何も要らない。

本当にそれが何よりだから。


だから、彼にこれ以上聞いても無駄だと思って、想像力をMAXに働かせてプレゼントを考える。


……のだけれど……