Don't leave

だけど、つかささんは嬉しそうに笑う。


「まだあるんだよ?」


嬉しそうな笑顔は少し悪巧みっぽい笑顔に変わる。



「まだあるって何が?」


「ん?だって、インナーに靴下にブーツ、ボトム、ジャケット、時計にブレス…ネックレス。でもまだ結子が直接肌につけるもの買ってないもん。」


そう言って頬を緩める。


直接肌に…?


直接?


直接…

肌に…





「!!もしかして…もしかしてっ!!」




「うふふ。結子の下着っ!」




もぉ何なのぉこの人っ!!!



「要らない!ぜっっっったぁいに絶対に要らない!」


「ホワイトデーがあるもんっ」


「バレンタインにチロル1個だったらどうするのよ?」



「それでも関係ないもーん…」




どうやら彼は、


私がバレンタインにチョコをあげようがあげまいが、

チロルだろうが高級チョコだろうが、



そんなものとは一切関係なしに、


ホワイトデーのプレゼントに下着を用意するつもりらしい…




ってそんなの恥ずかしすぎるから!!



「いや本当に遠慮しますから。」


「遠慮しないで、結子ちゃん。」



大体男性なのに下着を堂々と買いになんて行けるの?


普通恥ずかしいって思うでしょう?