Don't leave

つかささんは、私を困らせるような事を言ってごめんと謝っていたけど…


謝るのは私の方で。



逢いたいのに逢えなくて。
触れあいたいのに出来なくて。

寂しくてもどかしくて、でも溢れ出す気持ちはどこにもぶつけようがなくて、言っても現状が変わるはずないのは分かってるのに、



…懲りずに繰り返す。



逢いたい、声聞きたい、と。




『結子。5日の午後、僕に逢って。挨拶まわりはきちんと調整するから、逢って!でなきゃ耐えられない。勿論7日もだよ。』



そんなメールが来たのは、ウダウダ弱気メールを私が彼に送っていた時の事。



挨拶まわりを調整するって…


社長である彼が行う…新年の挨拶まわりがどれだけ大変か、どれだけ大切か、それが分からない程お馬鹿ではない。



『何言ってるの。そこに私と逢う時間を無理に入れたら仕事に差し支える。』


逢いたいのは本当。


けれど、つかささんの仕事の負担にはなりたくない。
迷惑かけたくない。