Don't leave

『おはよ。今日迎えに行くからね。楽しみ。』


大晦日の朝。


毎朝毎朝メールをくれる彼は、

逢える日の朝のメールには必ず『嬉しい』とか『楽しみ』とかの言葉を添えてくれる。


何でもストレートに言うつかささん、特に意識しての事ではないのだろうけど…


そんな些細な事がいちいち嬉しい。



『うん。楽しみ。あと少しで逢えるね!』

メールを返す。


今日の流れは、彼が近くまで迎えに来てくれた後、会社まで送ってくれる。

私が仕事をする間、彼は適当に時間を潰して、私からの仕事終了の連絡が入ったら彼がまた迎えに来てくれる。

で、買い物。


そして家まで送ってもらう。



何だか彼をいいように便利屋扱いしてる気がして、やっぱり悪いと言ったのだけれど…


彼はそんな事まるで気にしてなくて、寧ろ、少しでも逢える事を喜んでくれて。


逢える事は私も凄く凄く嬉しいから、


まあ…いいよね。






窓の外は吹雪だった。