Don't leave

私はメールで大層後ろ向きな発言ばかりしていた。



けれど


彼は全くいつもと変わらない様子で言う。




困っている結子に協力する事で結子が助かるなら、僕にとっては嬉しい事なんだよ


…どこまでこの人は不思議ちゃんなんだろうと、本当に首を傾げてしまう。



『明日少しでも逢えるという事は初の3連チャンだね!嬉しい~…』




大金を私に貸すというのに、

論点がずれている。



勿論それは


彼なりの元気づけに違いない言葉なんだろうけど、


かなり本気で言ってるに違いない、とも思う。





私は救われてばかりいる。


彼の人間の深さに。



愛情の深さに。









私には、



勿体ない…


本当に、勿体なさすぎるくらい、




いい男なんだ、彼は。







ごめんなさい、いつもいつも心配ばかりかけて、こんな私で。




私を甘やかすくらい、いつもいつも…


大きく優しく、


暖かく包んでくれて。




ねぇ。




そんなに私に対して盲目的でいたら。




私、


本当にあなたがいないとダメになっちゃうよ。




あなたにベッタリ依存になっちゃうよ。




今でも依存症だと思うのに、


これ以上依存しちゃダメだと思うのに、




またそうやって、



私の全てを



見えない糸で縛り付けていくのね。





こんなに依存している事が、


怖い。