男子校に紅一点!!-桜龍篇-【完結】




「繁華街か…。被害はどんくらいだ?」


「うちの下っ端は、3人。
で、パンピーが巻き込まれてる」


「派手にやってくれるね」


「パンピーに手ぇだすなっつの」


「腐ってんな…」




『・・・卵が??』






全く話の分からない私は、なんとか構ってもらおうと発言した








「・・・・・・。」


「俺らだけで充分だろ」


「そだね、無駄にことを荒立てたくないし」


「ノルマは~?!」


「一人10人!!」





・・・が、スルーされた。





『おい…』

「よしっ、じゃぁさっそく行くか」



『ちょっと…』

「アシはどうすんだ?」



『聞いて・・・』

「バイクが3つあったぞ」



『お~い・・・』

「先生に見つからないといいね」



『俺・・・』

「見つかっても、撒けばOK!!」







『ちょっと、俺の話きいてよ!!』




未成年の主張を妨げるなんて、同じ未成年仲間として酷過ぎるぞ!!