男子校に紅一点!!-桜龍篇-【完結】




「はい、じゃあ自己紹介」


『え、えと蓮条 悠です。

友達いっぱい欲しいです。よろしく』




切実に、友達欲しいんです。






「「「「よろしく~!!!」」」」




クラスの皆がそう言ってくれたので、再びキラースマイル(古っ!)炸裂。




((可愛すぎだろ///))


「はい、かわいい可愛いユウは、狩野と渡瀬のとこらへんな」




とこらへんって、席決まってないのか!??



希と翼のとこへいくと、たしかに2人のまわりの席はガラ空き。





『なんでこんなに空いてるんだ??』


「千歳と綾と桜李の分」


『それにしては空きすぎだろ』





実際は7席あいてて、そこだけ教室から孤立してる。






「まっ、桜龍の影響ってことだな♪」


『な~るほど。近づけねぇんか』


「綾の顔が怖いからね(笑)」


『それ同感~!!』





うきゃきゃきゃっと笑い転げてると、千歳と桜李がやってきた。