『よっしゃ、用意できたぁ!!』
「なんだ。ガタガタうるせぇと思ったら、用意してたのかよ」
『俺はお前と違って、健全なる男子高校生だからなっ(嘘)』
「ふ~ん・・・」
綾はなぜか制服に着替えて、ソファでぼけーっとしていた。
(服装は行く気があるのに、なんでだろう…
本人からは、全く行く気が感じられない!!!)
もう矛盾だらけだよ、いちいちツッコミいれんのにも疲れたよ!!
『り、綾!!俺、先にい・・・』
ピーンポーン…
(誰だよ、喋ってんのに邪魔すんな!!)
「・・・来たか」
(お前が呼んだのかよっ!!)
綾はソファから立ち上がり、ドアに向かう。
私はぽけーっと突っ立ったまま。
だって、どうしたらいいのかわかんないんだもんよ。
「おぃ、行くぞ」
『はぁ、いってらっしゃい…』
「バカか、お前も行くんだよ」
『えぇっ??!だってお前カバンもなんも持ってねぇじゃん』
「いらん」
『・・・・・・』
桜龍の総長サマは、とんでもなく俺様だった。

