『とっ、とにかく敵情視察!!
明日にでも街に出て、情報収集だ!!
百聞は一見にしかず、案ずるより産むがやすし!!』
「何、一人でさわいでんだよ」
『ぎゃぁぁぁ!!!』
びっくりした!!はっきり言って、チョーびっくりした!!
『りょ、綾…もう風呂でたんか・・・って、なんで服着てないの??!?』
綾はジャージを履いていたけど、上半身裸だった。
『でっ、ででででてけよ///』
「はぁ?なんだお前、顔赤いぞ」
『気のせいだ、ばかぁ///』
綾をぐいぐいと部屋から押し出す。
「おぃ、風呂は。」
『も、もうちょっとで行くから、入ってくんな!!』
まさかノックもなしに部屋に入ってくるとは!!
最近の男は、マナーがなってないわ!!
火照った顔をパタパタと煽ぎながら、設定を終えてパソコンを切る。
ドタバタと走って風呂に入り、そして出てきて速攻寝に行った私は
相当変な目で見られていた事であろう(綾に)

