男子校に紅一点!!-桜龍篇-【完結】






「風呂、先に入るぞ」


『ドーゾー』





・・・そこは一応入っていいか、聞くべきじゃない??





『まっ、その方が都合がいいけどね♪』




自分の部屋へ入り、パソコンの電源を入れる。


アホ千歳に妨害された、ロック作業を再開するためだ。





『んぁ~??メールが3件来てる』




1件目 【From 組長】

<ゆうちゃぁ~ん!!

元気ですか??!ちゃんと食べてますか??!


・・・そういえば、今日はみんなで楽しく焼肉を食べたんだ。

でもユウちゃんいなくてさびしかったよ~(><)>






何だこの無意味なメール!!





嫌がらせですか~。


いつもはバラバラで食う晩飯を、私がいなくなった途端、皆で食うんだ~。

しかも焼肉??私の大好物じゃん。



わざわざそれ報告することなのかな~、My Father。





・・・ピッ

≪削除しました≫




『そんで受信拒否にしてっ…と。


ふぅ~、これでOK☆』

↑(何が??!)