『で、なんの話だっけ??』


「最近、街を荒らしてるチームがいるんだ」


『ほぉ。それって何チームぐらい??』


「う~ん・・・5,6は固いね」


『そんなに??!』




桜龍が街を占めてたんじゃないの??




「この街は俺ら桜龍の領域だ。

だから隣街のやつらがわざと侵入してきやがる」


『なんのために。』


「まぁ大方俺らを倒したいんじゃね??」


「桜龍強ぇからなぁ~!!」


「あとかっこいいし??」





自分で言うか?!




『ただのナルシー軍団にしか見えない』


「あ、みんながみんな、こんなんじゃないからね?」


『そうだよね!!少なくとも希はナルシストじゃないよね!!』





あの男がぼそっと呟く。





「俺も違う」


『綾は・・・微妙だよね』


「俺強いんだぜ、誰も近づくんじゃねぇオーラ出てるもんな!!」


「ギャハハハ!!ナルシ―じゃん!!」


「・・・・・・」


『あ、俺は微妙としか言ってないか…いってぇ!!』


「「痛っ!!!」」


「調子乗んな」







私と、からかった千歳と桜李がシバかれた。

んだよ、この総長~!!横暴すぎるだろ!!