男子校に紅一点!!-桜龍篇-【完結】




腰が抜けてベッドにへたり込むこと数分。


やっと落ち着いてきたので、荷物まとめを後回しにして、リビングへと行く。





「・・・だぜ??


「・・・ら、だめか」


「・・・も、あいつら卑怯な真似しやがる」


『???』





真剣な顔をして、何かを話し合ってる。





「お、ユウ!!大丈夫か??」


『ん??何が??』


「千歳に襲われたって??(笑)」


『あぁ、それか。ってか笑い事じゃねぇし!!』


「あはは~、ごめんね?ユウ」


『二度としないって約束するまで、てめぇとは喋らねぇ』


「しないしない!!・・・多分」


『多分だと??』


「きゃぁ~、ユウったらこわ~い♪」




『殺す』


























『で、何の話してたの??』


「ユウ、怖ぇ・・・」


「千歳、動かねぇぞ??」





My正義の鉄槌をくらって、テーブルの横に転がる千歳。



「う…うぅ…」


『自業自得だ、バカ』