男子校に紅一点!!-桜龍篇-【完結】





私はなぜか片岡先生に貸してもらった自転車に乗って、中央公園までやってきた。


まぁその自転車がハデなこと。





『どっからパクって来たんだろうな、この旗とかのれん』





焼き肉、セール中、お好み焼き、ソナチネ、など様々な旗が後ろに刺さってる。




・・・超目立つんですけど。




『卒塔婆もささってるし』




どちらさんのパクッてきたんだ、これ?




派手バイクを公園付近に放置して(返す気ナシ)、そこら辺のベンチに腰を下ろす。





『っつか兄ちゃんいねぇし。3時とかいうから、がんばってチャリ漕いで来たのに、いないとか酷すぎだし』





だら~っとベンチに横になって、時間を潰す。



『暇だ~。歌でも歌うか』




か~え~る~の~う~た~が~

か~え~る~の~う~た~が~(ハモリ)


き~こ~え~て~く~る~よ~

き~こ~え~て~・・・




「ほんとに馬鹿だよね、君は」


『っ!!その声と毒舌は、綾の兄貴!!』


「やぁ」


『や、やぁ……ってちょっと待てぇぇぇっ!!』


「近所迷惑、閑静住宅街万歳」


『むかつく!!私とおんなじ志だけど、すんげぇムカつく!!』