他に今日なんの授業があったっけ―…? 冷静を装いながらも なんだか悪戯のばれそうな子供みたいにドキドキしていた。 背中を向けていても ちくちくと波琉の視線を感じる。 「問題。 主な保健行政を4つあげよ。」 前に回ってきた波琉は そう告げると チッチッチッ… と時計の音を刻み始めた。