「ハァ…」 ムシャクシャした気持ちを押し出すように 大きく息を吐き ベンチに座り込んだ。 ベンチはすでに濡れているが 自分自信ビチョビチョだから 気にもしなかった。 ちくしょう、 腹が減った。 そういえば 朝飯も食べてない。 公園の時計の針は 1時をさしていた。