わたしは平野歩美中1。

わたしには親友が居る

「歩美ぃ〜待ってよ」
この子安藤姫菜、いたって普通の女の子まぁ身長は小さい。

「姫菜が歩くのが遅いの!」
あたしは姫菜と保育園から一緒、たまにクラスは違ったけれどずっと同じ。

「見て!歩美!黒田走ってる!」
姫菜は黒田が好き自分では気が付いていないみたいだけど…あたしはすぐに分かった。

「本当だ!がんばれって言ってきなよ!」
冗談でも直ぐ間に受ける姫菜がすごく面白い。

「ぃぃぃ…いやだよ!そんな勇気ない!」
そう言いながらも目で追ってるのに姫菜は気が付いていない。