恋スルGIRL

あたしは歩美の親友なのに何も気がついてあげられなかった。歩美は凄く嬉しい辛かったと思う。

「姫菜…姫菜が悪いんじゃないよ?わたしがただ話せなかっただけなの…。」
だからそんな思い詰めた顔しないでと言ってくれた。
「ごめんね?これからはちゃんとあたしに相談してよ?」
あたしは少しでも歩美の役に立ちたいと思った。

「ありがとう!ごめんね…じゃあその代わり諦めないでね?黒田の事」
と歩美があたしに言った。
「出来るだけ頑張ります!!」

「じゃあ話し終わったし部活行きますか?」

「そうだ〜部活だったんだ…イヤだなぁ」

「いいじゃん黒田居るよ?」

「マジ!行きます!!」

単純だなぁ……
と歩美が言ったのは聞かなかった事に……