恋スルGIRL

「可愛いとかそんなの関係ないと思うよ?」
と、言うと今から可愛くなればいいじゃんと言った。
「多分無理だよ、だってあたしは……。」
あたしは何やってもダメだった…いつもいつも中途半端で、多分これも無理。

「そうやって、決めつけてちゃダメだよ?まだダメって決まった訳じゃないんだし」
そう言うと大丈夫だからとあたしに言ってくれた。

「歩美が、そこまで言うならやるだけやってみようかなぁ?」
あたしは、この時出来るだけやってみようと初めて思った。

「あっ!ヤバいもう給食だから行くね?」

「うん、また後でね?」

そこで、あたしたちは別れた。