麻衣はわかったとでも言うように
手を振った

「話せるときまで待つから、
焦んないでね?

じゃまた明日ね」

あたしも手を振り返す

麻衣が気を使ってくれているのは
気づいてる

その優しさにあたしは

きっと甘えているんだ


自分でも早くいつも通りにならなくちゃって思うんだ

…だけどその力がなんだか
どこからも出てこない