あたりまえのしょうり

「な〜にを今さら〜、僕もみんなも1年なんだし、同級生に決まってんじゃん!」

白石が飲み物を注ぎながら答えた

「でも、お菓子係とか決まってたし…」


「ははは、桜は勘違いしてたのか。今日はたまたま担当がチビッコたちだっただけだよ。」

デスクチェアに後ろ向きで座った河神が陽気にそう言った


「そう…だったんだ」