竹田:
「それでどうする??橘くん??今仕事してたんでしょ??治療は終わったし、先に戻ってる……??」
戻ってもいいのだが……
あの仕事を1人でこなす自信はない………
それに今思い出したのだが、あの時障子紙にオレの血が付いた可能性があるような…………
それを考えると、投げ出したくなるぜ………
橘:
「…………いや…………桜庭が良くなるまでここにいます…………」
竹田:
「まぁ心配なんだね〜♪桜庭さんのことが」
うざってぇー……
オレはご満悦な笑みを浮かべる竹田教師を無視して、桜庭のいるベッドに近寄った…………
桜庭:
「ハァ………ハァ………」
顔は真っ青だというのに…………桜庭は額に脂汗をびっしょりとかいていた………
橘:
「……………」
やれやれ…………
何だってんだ………


