《橘SIDE》 長くて暇続きの夏休みが終わり、青柳高校は二学期がスタートした。 暇過ぎてほんの少し[生徒会補助役員]の雑用が恋しくなってきた最中(さなか)、そろそろあのダラけた日常に戻りたくなってきた頃合のことだ…………… 二学期2日目。 [生徒会補助役員]の仕事が終わり、いつものように、オレと桜庭はどちらが生徒会室へ書類を提出するかを決めるジャンケンをする時だった………… オレはいつも単純且つ、律儀な桜庭にジャンケン無敗だったのだが……………その日だけは……………