すると、私の願いに神々が答えたのか、生徒会室の中から足音が聞こえてきた………
桜庭:
(よかった………誰かいるみたいだ………)
ガラララ………
私は一瞬、撫で回した胸が飛び出すのではないのかというくらい目の前の光景に驚かされた………!!!!
桜庭:
「か……樫家先輩ッ………!!!???」
樫家:
「ッ!!!!!!??????」
ドアを開けたのは、樫家先輩だった…………
いつも応対してくれるのは、梨木先輩か柊先輩か欅先輩の誰かなのだが…………
この時、私は初めて樫家先輩と顔を合わせることとなる…………


