カーテンの隙間から声の主・[梅宮]を確認できた。 白い肌、ミドルヘアーに小さい体。 その髪は歩く度にフワフワと揺れ動いていた。 橘: (梅宮…………) オレは柊さんからもらった生徒会の名簿(←常備)を取り出した。 『生徒会庶務・[梅宮和樹]』 アイツのことか……… 竹田: 「いつもいつも悪いね〜…♪」 梅宮: 「いいえ………割と仕事するの好きなんで………」 竹田: 「社会人の鏡だね〜(笑)」 そう言って梅宮さんは、両手に抱えた膨大な書類を竹田教師の机の上にドサッと置いた。