「花本、もうそろそろ帰るか?」





もう外も暗いし。




早く帰んねぇと危ねぇし。





「先生ともっと一緒に居たい…。」




大胆な花本。





でも、今日は帰んねぇと…。






「いつでも来ていいから…そんな顔すんな。」





そう言うと、花本はニコっと笑った。






その可愛い笑顔を






誰にも渡したくない…。