のしのしとテーブルへ向かう。 なんだ…普通じゃんー…。 そう思った瞬間、何もないところで。 転んだーーーー…。 コーヒーは、愛羅にまっさかり。 今、愛羅のエプロンはオーナーと変えてある。 「ん」愛羅はなるべく平然と答えた。 しかし、思い出したくないのだろう。顔はそらしたままだ。 (ふっ…勝った…) 海は、心の中でガッツポーズを取った。 「…でも俺まだ足痛い。だから、やってくんない?」 勝利の歓喜に浸っていたので、即答していた。 「もっちろんですよっ!」