Milky Milk ~間違いないのは1つ~



本当、遠回しすぎる…。


海は笑った。

「はいはい」


そっからの帰り道、海が色々な人から声をかけられているのに気づいた愛羅。


Milky Milkの常連客だった。海は店番中、たまにお客と話をする。それが、こんなに顔見知りが増えたとは…。それに、海は評判が良かった。


海が頑張った結果を、目の当たりにした。愛羅は何を思うか…。





店に帰り、海は声を上げた。


「なんですか、これーーーっ!!!」

苦笑いで迎えた、お留守番メンバーたち。由茄は床(ダジャレじゃなーい)にばらけているガラスの破片を拾い中。鈴乱は窓を補強中。オーナーはハンマーで机を組み立て中。