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「あれ?オーナーアイラは?」
「アイラなら、ウミちゃんとおつかいだよ」
呑気に答えたオーナーの言葉に、鈴乱は眼を丸くした。
「まじ??外なんか行かなかったのに」
「自ら進んで行ったよ。それより何か用かい」
「アイラにお客さん」
オーナーは冷たく笑った。いつもの陽気ではなく、冷酷な。
そうか…、オーナーは立ち上がった。
「まだ来るんだね…しつこいな」
「来るとわかってて、アイラを外に出したんだ」
「だって…。またアイラに暴れられたら、この家壊れるじゃんか。…せっかく新しくしたのにさあ」
