「うー…つがれだ…」

僕は屋上の床に大の字にねっころがりながらそう呟いた。

「ゆーま！」

「わぁ!!」

ガバッと起き上がったらそこには…

「ﾁｯ…なんだよ…また荒石…」

「今舌打ちしたよな！有真！怖いぞ！」

「うぜーうぜーうぜー!!」

僕は半分キレた状態でまた寝た。そしたら荒石も僕の隣に寝た。

「なんだよ…」

「んっ？俺はただ寝たかったから」

「お前、授業受けろよ」

「それは有真もだろ？」

ニヤリと荒石は笑った。僕もニヤリと笑って

「僕は君と違って頭がいいから」
「うわぅ！酷いな…」

「だって事実だろ？」

完璧に僕が勝った。