キ〜ンコーン・カ〜ンコーン 終わりのチャイムが鳴る。 「うぅ〜〜〜ん、疲れたぁ~。」 あたしは腕を伸ばし、リラックスモード。 「疲れたね、空。」 美優はグッタリ。 美優とたわいもない会話をしていると、 「あのぉ、空さん。屋上に来てくんね?」 さわやかなサッカー少年っぽい人に呼ばれ、あたしは戸惑った。 「美優、どうしよ?」 「行っちゃいなョ~、どうせ、今フリーじゃん^^」 「うぅーん、でも、OKしないよ。」 「そんなこと言わないで、待ってるよ、彼。いってら⌒♪」 「え、えぇ~;;;」