「いってきまぁ-す。」 元気に学校に行く。 隣にはもちろん、海... あたしはこの時間が好きだ。 海と二人きりだから。 「おまえは朝から元気だよなぁ~」 「うるさい!元気で何が悪い!」 ふくれ気味で海に答ぇる。 「怒んなよ。笑っ」 その言葉とともに、 海がぁたしの頬っぺたをっねった。 「うぃたふぃ-、ふぁなせ-。」 「何言ってるか分かんねぇ-し。笑っ」 不意に顔が近くなる。 ドキッ 海の笑顔に心臓が鳴ってしまった。