あずきもなか






「あ…オレなんで
お前にこんなこと
話してんだ?

なーんて、
変な同情なんて
いらねーかんな!」

なんで……
なんでそんな……

泣きそうな顔で
……笑うの……?

……冗談なんかに
聞こえない。

だって……
「その気持ち、わかるよ」

あたしは気付けば
口を開いていた。

「あ??だから
同情なん「あたしもお母さん
居ないもの」」

あたしの一番、
消したい事実。