なんか心が安らかになった。




こんなことを言ってくれる人がまだいたんだ。




私に話し掛けてくれる人がまだいたんだ・・・。





でも私は言った。



「大丈夫。この教科書、見れるから・・・。ありがとね・・。」




嫌な女と見られたくない。




きもいと思われたくない。




気持ちだけで十分。








このときから、





私は石原くんに恋をしていたのだろうか?





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