街中まで行く間にあたし達は何気ない話で盛り上がっていた・・・


「てか、そんであいつらさあ~」


ドンッ

向こう側から歩いてきた人達とあたしの肩が当たった


「おいてめえ、今ぶつかってきただろ」

相手男で5人か・・・

「はあ?ぶつかってきたのそっちじゃねえの?」

こばかにするように言うと、相手の顔はますます険しくなる

「んだと?」

確かこいつ・・・思い出した


「ふっ、てえめえ鬼竜のとこの下っ端だよなあ?」


「だったらなんだってんだよ」

「だったら話が早い・・・あたし達にボコされたくなかったらさっさと帰んなよ」


「はあ?何言ってんだお前、俺たちが女2人ごときに負けるわけねえだろ」

なめてやがんなこいつら・・・