しばらくして俺から口を開いた。



「なぁ、里香。だったら俺とメールアドレス交換しようぜ」



「何故ですか?」



俺の言ってる意味が全くわかってないようで、里香の頭の上には?マークが見えそうだった。



「だから、里香が公園に行く時、前持ってメールよこせ。俺もついていくから」



「それでは貴方にメリットが…」



「気にすんなって。ほら、早く交換しようぜ!」



「はい!」



こうして俺は、早々と里香のメールアドレスと、携帯番号を手に入れた。