愛しのマイ☆ドクター

『それでは美羽さんの

病状を説明します』



と言っても

知らないのは美羽本人だけだ・・・



僕は逃げ出したい気持ちを

必死で抑えて

淡々と説明を進めていった



途中から

足がガクガク震えだすのが

自分でわかった



『先生 ちょっと待って』



美羽の言葉に

僕は心臓を

じかにつかまれたような気がした



『どうしたの?』



『もっとはっきり言って』



『はっきり・・・って』



『あたし・・・助からない・・・んでしょ?』



『今までの症例では・・・致死率は・・

たしかに・・・高いけど・・・』



『難しい言葉使ってごまかさないで!』



僕の向かい合う位置に

立っている院長先生が

目で合図をしてきた



僕は再度覚悟を決めた