シャツゎボタンがとれ リボンゎちぎれ… ブレザーやスカートゎ しわくちゃのまま…。 この制服を何度捨てようと思ったか…。 でも… ダメだった。 よく分からない… なにも分からない… けど… 捨てられなかった。 自然と体が拒んでいた。 それに… これを捨ててしまったら 記憶にゎない誰かの存在を消してしまうようで… 昔の“私”と誰かの 過去を 否定してしまうようで…。