「ね、祐一郎君
(^◇^)」
「はい?」
放送室にはのどかな空気が流れている。
ドアを開けるといつものように椅子で眠る先輩。
祐一郎君が一つしかない長机で一人何か読んでいた。
「お疲れ様~
(^O^)
何読んでるの?」
祐一郎君は顔を上げると少し頬を赤らめながら本の背表紙を見せてくれる。
『学校放送とは』
(」゜□゜)」!!!
「真面目ね……」
ぽつりとサツキが感想を漏らす。
けど……何て言うか……(°д°;;)
逆に感動した(TT)
そんな真面目に何かやろうとしてなかった自分恥ずかしい!!
祐一郎……
いじらしいなぁ……
(´Δ`)
彼なりに頑張って、自分のトラウマと戦おうとしてるんだ……
立派だなぁ……

