遥香の肩が
楽しそうに揺れてる
まさか、
ありがち~~な
幼なじみ、
なんてことはないわよね?
ふうん、
ひっかかるけど、
まあ感じは爽やかだし
良い奴そうじゃん。
休み時間になって、
転校生がこっちに歩いてくる。
「ハル、
久しぶりだな!!
元気だったか?
(^◇^)ノ」
「コータこそ!
生きてたんだね!!
(^皿^)」
懐かしそうなやり取り。
あらあら、
なかなか親密じゃないの(゜゜)
ふむ、
放送部との青春なら……
遥香
よっぽどこっちのがいいんじゃない……?
遥香が制服を引っ張って
私も爽やかクンと対面する。
「コータ、
私の親友!
美人っしょ!
天宮 サツキちゃん☆
サツキ、
転校生のコータ。
私の元幼なじみ、
よろしくしたげて(^^)」
く、
幼なじみ……
禁断のありきたり……
「よろしく、
吉井君」
まあ笑ってあいさつくらいしとくか。
(^_^)

