「いつまで、そんな顔してんの?見てて美波も辛いよ…」 「…」 美波は泣いていた…。 気付かない内にあたしは美波を傷つけてた…? ごめんね、ごめん…。 「玲華は…きっと蒼君が好きなんだよ」 「え…」 「見てて分かる。最近、休憩時間に来るの遅いし、それに蒼君の前で笑ってたよ」 …。 「きっと玲華は竜也の事があるから気付かないフリしてる…。そうでしょ?」