TOMORROW SKY



「…だった。」

「え?」

あまりにも小さな玲華の声は聞き取れなかった。


「好きだった」

玲華は俺の方を向いて、俺の目を見て答えた。


「え…?」


好きだった…って俺を?

土屋じゃなくて…?