「美波…」 調度クラスに入って来た美波は周りの目を気にする様子もなく、あたしと竜也の前に来た。 「あんたね、ぶざけないでよ…何が付き合ってるよ?」 「別れてない」 確かに… 別れてはない…。 でも… 「玲華は俺が好きだろ?」 竜也があたしを見る…。 何よ今更…