TOMORROW SKY



「あたしは…蒼が好きだよ…。ゲーム始めた時からずっと…」

「玲華…」


泣き出す玲華を俺は強く強く抱きしめた。


「好き…?」

俺を…?

玲華は俺の腕の中で頷いた。


「俺も…好き」

あの日以来、初めて口にした。

今が幸せなら先の事はどうでも良いって、やっぱ嘘。

これから先も玲華と居たい…。