何も言わないあたしを見て看護婦さんは、その場を去っていった。 病室の前にある長椅子に腰かけた。 何で、こうなったんだろ… あたし何してんのかな… あたしのせいでお母さんは苦しんだ… 苦しめたよね…お母さん。 ごめん、ごめん。 ごめんなさい… どうして良いかあたしにも分からないよ…