「初日だからって甘く見てんなよ。早く着替えねーと先行くぞ」 「えぇ?!ちょっと待って!!」 私の家を出そうにしたヒロくんを止めて、私は階段を駆け上がった。 ちょっとこけそうになったけど、そんなの気にしてられない。 部屋に入るなり急いでクローゼットを開いて、ジーパンとTシャツと生地が薄めジャケットを出した。 これまでにないくらい急いで、早く着替えた。クローゼットも閉めずに勢いよく部屋を飛び出す。