「ってぎゃーす!!」 ヒロくんの手が私の頭の上にあって、髪の毛をいじっていた。…と言うか、ぐちゃぐちゃにしていた。 「せっかく今日早く起きて一時間かけてセットしたのに……」 「なんて言う格好してるんだよ」 「え?普通のワンピースだけど……」 ヒロくんが言った意味が分からなかった。だって適当に持ってきただけなのに、何か可笑しいかな。 「いや、動きやすい方がいいだろ。ズボンにしとけよ」 「え……」