「美玲ちゃんが特殊な発作を起こすときは、 人の醜さに触れたとき。 または美玲ちゃんの心に触れられた時」 「ごめん、優里。意味不明」 あたしのツッコミを冷静に聞き流し、 もう一度カルテに目を落とす。 「無意識なのが性質悪いですねぇ。 つまり、美玲ちゃんの心がねぇ?」 優里は無表情であたしを指さす。