悪魔? or 天使?(上)





「美玲は?」



あたしは?



さてどうするか。




わざわざ輪を乱してまで彼女を守って、あたしに利益はある?




もしあったとしてもそれはないに等しいね。




「あたしは」




ドロドロした汚い感情を抑えつけながら笑顔を浮かべる。




『無理して笑うなよ』




その時、黒崎の言葉が脳裏をよぎった。