そんなふうに意識を飛ばしていたら いつの間にか家の前にいた。 「じゃあねー」 梨花は笑いながら手を振っている。 あたしは梨花を一瞥して、家の中に入る。 「はぁ…今日は幸せが多すぎてなんか怖い」 そのままリビングに向かい、ソファーに飛び込んだ。 「あー…」 PLLLLL♪ 突然の電話に、思わず肩が跳ねる。 あたしは受話器を耳にあてた。