世の中の生物たちの劣悪な部分を縫い合わせた玩具、っていう線も否めない。 どちらにせよ、とんだもんじゃない。 恐ろしく醜悪で、それでいてみじめ。 滑稽なあたしの姿を悪魔は嘲笑う。 神様にさえ見放されて、あたしはどうやって生きていけばいいんだろう。 …なんて宗教的なことをぬかすこともできるけど 今のあたしのすべきことはそうじゃない。 とにかく優里に会わなくちゃ。 何とかインターホンに手を伸ばす。 まさか外出中なんてないよね。